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戦争遺跡のご紹介やホームページの制作状況などを綴っていきます♪

総軍BLOGへようこそっ!

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祐実総軍三等兵

Author:祐実総軍三等兵
全国に残る戦争遺跡を探訪し
記録することを趣味とする
祐実総軍三等兵ですっ★

稚拙な内容ではございますが
これまでに関係者の皆様方と
見てきた戦争遺跡を中心に、
ブログ・ホームページなどで
順次ご紹介をしていきます♪

よろしくお願いしますっ★

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2022 21 13:26:53

【祐実軍團】(237)陸軍技術研究所

皆様、いかがお過ごしでしょうか。


なかなかブログまで手が回らず
起算での更新が続いちゃって
申し訳ないです m(_ _)m


引き続き、空き時間を縫うように
進めていけたらと…


おおむね、4日ごとの更新ペースに
戻していけるように頑張ります★


さて、今回は祐実軍團「軍報」の
第237弾といたしまして
東京都小金井市におかれた
陸軍技術研究所の軍用地境界標を
数本ご紹介させてください↓




陸軍技術研究所は、
兵器行政本部に隷属する研究機関で、
兵器に関する研究や試験を行う目的で
1942年(昭和17)に開設されました。

ここには第一・第三・第八の
各技術研究所がおかれ、銃砲・火薬・
兵器材料などの研究が行われ、
翌年の1943年(昭和18)には
電波兵器の研究を行う
多摩陸軍技術研究所も新設され、
終戦まで機能が存続しました。

現在、跡地は東京学芸大学や
サレジオ中学校などの教育機関のほか
住宅地などに変遷し、
当時の面影がありませんが
軍用地境界標が残っています。



前回の記事に引き続き
日本戦跡協会さん
今度は小金井市に入りました↓



まずは小金井市文化財センターを
見ていきます↓



軍用地境界標が2本
引き抜かれた状態で
移設保存されており、
市の有形文化財に
指定されています↓




涼しい場所で快適に
大好きな標柱を見学出来て
お供のサブ郎さんも大喜びです↓



2本の標柱の横には
案内板がおかれています↓



標柱の概略図を見ると
地表部分の露出が少ない
鉄道第一連隊の演習線のものと
同じタイプのようです↓



標柱のほか、ほかの展示物も
多くありました↓




館内の学芸員さんにも
色々とお話しを聞くことが出来て
とても充実した資料館を出て
今度は前から気になっていた
敷地の南側を歩いていきます↓



残念ながら記載面が塀に埋もれ
文字の確認が出来ませんでしたが
材質・大きさ・位置関係から
軍用地境界標と思われる標柱を
1本だけ確認出来ました↓



ここからは約15年前に
いっちゃんさんと一緒に
歩いた時のものになりますが
敷地の東端部分にも
軍用地境界標が残っています↓



ここより北上した上水公園内にも
公園事務所として使われていた
木造の建物があったのですが
残念ながらこの時代はまだ
地下壕の方が関心が強かったので
写真を撮らなかったことを
悔やみながら次の案件に進みます↓



【収録遺構】
 陸軍兵器行政本部
 技術研究所
 (多摩陸軍技術研究所)

  軍用地境界標 4本

【探訪情報】
 2005.07.24  第1回探訪
 2007.06.16  第2回探訪
 2022.08.11  第3回探訪

 歩数(指数) 未計測(100)


それでは、またお会いいたしましょう★



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