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祐実総軍三等兵

Author:祐実総軍三等兵
全国に残る戦争遺跡を探訪して
記録することを生き甲斐とする
祐実総軍三等兵でございます★
稚拙な内容ではございますが、
これまで調べてきた戦争遺跡を
ブログ・ホームページで紹介を
させていただいておりますっ♪

よろしくお願いしますm(__)m

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2015 13 00:02:01

【阪奈軍團】(3)陸軍由良要塞大川山堡塁

皆様、ご精勤・ご勉学、お疲れ様ですっ!
季節はずれの「台風」に翻弄された方も
多いかと存じます・・・

さてさて、阪奈軍團「軍報」の第3弾は
和歌山県和歌山市大川におかれた
陸軍由良要塞の大川山堡塁の
ご紹介をさせてくださいませっ。


陸軍由良要塞は、日本第二の
経済都市であった、大阪市周辺の
防衛を目的に、紀淡海峡から大阪湾への
敵艦船の侵入を防ぐために構築された
強力な火砲群と、これに関連する
施設群の集合体です。

これらは加太地区・沖ノ島地区(友ヶ島)・
由良地区(兵庫県洲本市)にそれぞれ配備され
連携しながら敵艦船を撃滅させる
強力な火網を形成していました。

大川山堡塁は、加太地区に配備されていた
由良要塞の 1つで、1897年(明治30)に完成し
9cmカノン砲 2門を戦時に限って据え付け
平時は深山の砲具庫に収納していました。

「堡塁」は、砲身を海上に向けて敵艦船などを
撃つ「砲台」とは逆で、砲身を陸地に向けて
上陸兵を撃ったり、砲台の死角域を補うための
背射的な役割を持ちます。 (ちなみに、両方の
役目を持つ場合は「堡塁砲台」といいます)

現在は、大川山の山中に放置されていますが
土砂の崩落が激しく、ほとんどが土に
埋もれている状態です▲


和歌山県和歌山市にやってきました↓
RIMG1958.jpg

和歌山市は、県内最大の都市で
関東では所沢や柏・高崎くらいの
人口規模をもっているのですが
この場所は全くそれを感じさせません▲
語弊があるかもしれませんが
南房総みたいです。。。


大川トンネルの上をはしる旧道を行き
中腹あたりから獣道を進みます↓
RIMG1961.jpg


少し歩いていくと防御営造物境界標が
左右に残っています(抜粋)↓
RIMG1965.jpg

標柱は花崗岩製で、表面には「陸」の文字、
背面には「防」の文字と通し番号が
それぞれ明朝体で刻まれており、上部には
敷地境界を示す矢印が記載されています。

このタイプの標柱は、全国の要塞跡地で
見ることが出来る一般的なものと
いえるかと思います。


由良要塞では、このタイプの境界標の他に
こういったタイプのものもあります(抜粋)↓
RIMG1969.jpg

標柱は安山岩製で、表面に「陸」の文字と、
漢数字表記の通し番号が明朝体で
記載されています。

別に偉いわけでもないのに
偉そうなことを申し上げますと、
標柱の記載内容や材質で、構築年代が
ある程度特定出来るといわれていますが
これまで何千本も見てきた三等兵の
見解では特定出来ないとの見方です。
しかし、そういわれるのも
すごくよく解りますけどねっ


獣道を進んでいくこと30分くらいでしょうか。
入口跡に到着します↓
RIMG1970.jpg


さらに進んでいくと砲座があります↓
RIMG1981.jpg

砲座は石で構築されており、砲床部分は
土で完全に埋もれていますが、
ほぼ原形を留めているようです。

ここは、戦時に限り 9cmカノン砲を 2門
据え付ける設計になっていましたが、
その痕跡を見ることは非常に難しいです・・・


砲座の横には掩蔽部があります↓
RIMG1972.jpg

残念ながら、土砂で埋没している状態ですが
外側部分は煉瓦で構築されており、ポイント部分に
コンクリートが使用されていることが確認出来ます。
また、内部には入れませんが入口手前の階段部分と
開口部が何とか判り、上部に円形の通風口が
残っています。


また、周囲には小さな建物の基礎部分が
いくつか残っています(抜粋)↓
RIMG1983.jpg


【収録遺構】
 陸軍由良要塞大川山堡塁
  砲座 1箇所
  地下施設 1箇所
  建物基礎 3箇所
  軍用地境界標 5本
  その他 2箇所

【探訪情報】
 2008.03.18  第1回探訪(敗走)
 2008.03.21  第2回探訪
 歩数(指数) 約30,000歩(900)

詳細は、後ほどホームページ内で
ご紹介させていただきますねっ★
ご期待いただければ幸いですっ!


それでは、明日も(もう今日ですがっ)
頑張っていきましょうっ!

おやすみなさいませっ★
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