【祐実軍團】(6)横須賀海軍鎮守府抵抗拠点陣地(三浦市) - 戦争遺跡調査研究軍 祐実総軍

【祐実軍團】(6)横須賀海軍鎮守府抵抗拠点陣地(三浦市)

皆様、週末は楽しめましたでしょうか?
三等兵は、久々に両日とも家に引きこもり
ホムペの制作に専念しておりましたっ!
腰が痛いです~(涙)


さて、先日のブログでもお話ししましたが
当ホムペで定義している各軍管区の
「軍報」が、現段階において5掲載ずつで
1周しましたので、今回から軍管区を
シャッフルして掲載を継続していきます★
(実は、こちらの方が「5回縛り」がないから
気が向くままで楽だったりするんです~ 汗)


今回は祐実軍團「軍報」の第6弾としまして
神奈川県三浦市に構築された
横須賀海軍鎮守府の抵抗拠点陣地を
ご紹介させていただきますねっ♪
(洞窟砲台・特攻基地は別ですっ!)

今回はお話しが長くなりそうなので
時間がある時にでもお読みくださいっ★


太平洋戦争末期、連合軍が計画した
日本上陸作戦の1つである「コロネット作戦」に
備えるべく、日本軍は「本土決戦作戦」を
展開するため、三浦市全域の沿岸部にかけて
上陸を想定した抵抗拠点となる洞窟陣地が
構築されました。

現在は、一部の入口が封鎖されているものの
放置されており見学が可能です。


神奈川県三浦市の海岸にやってきましたっ↓


この時は、横須賀市内の調査もそこそこに
こなしてきた後の三浦市調査だったので
三浦半島の調査の終焉を一思いに
ふけっておりましたが、蓋を開けてみれば
横須賀市のとんでもない膨大な調査量に
以降追われることになるんですっ(汗)

舞鶴・呉・広島・佐世保・長崎なんかも
とっても膨大な数の遺構が残っていますが
個人的に「横須賀市こそ日本一の残存数」に
仕立て上げたいと思っています~(汗)
三等兵は横須賀「神推し」ですっ★
(横須賀ファンの皆様、すみませんっ!)

ちなみに、現在調べられている横須賀市内の
遺構総数は1,478ですっ★
(未調査案件を入れると1,700くらいでしょうか)

これって、とんでもない数字なんですけど
他の自治体はどうなんでしょうかね??
個人的には舞鶴・呉の総数が気になりますっ!
(完全に調べられていないもので・・・)


おっと、申し訳ございません m(_ _)m
話が脱線してしまいました~っ


それでは、三浦市に掘削された洞窟陣地を
海岸反時計回りでご紹介していきますっ♪

まずは、最北西端に位置する黒崎陣地です。
ここは、現在の長浜・和田海水浴場への
上陸を阻止する目的で、対面の長浜陣地と
十字砲火を形成するように構築されてますっ


黒崎北洞窟陣地です↓


ここは構築途中だったようで、
銃眼部分が完全に開口していませんが
通路部分は完成しており、側面部分から
内部に入ることが可能です。なお、
総延長は32.5メートルを計測しました。


黒崎南洞窟陣地です↓


黒崎北洞窟陣地のすぐ横に控えており
内部は素掘り構造で坑道延長は
80.5メートルを測っております。


続いて、海岸線を南に進んでいくと
三戸陣地に到達します。

ここは、三戸海岸への上陸を
阻止する目的で構築されており
海岸を挟み込むように北・南の
洞窟陣地が十字砲火を形成するように
構築されてますっ


三戸北洞窟陣地です↓


ここは、三浦市の洞窟陣地の中では
最大の坑道規模をもっており、
狙撃口が4箇所も設けられていますっ!
内部は大半が素掘構造とはいえ
複雑な坑道を形成しており
この場所が戦略的に重要であると
位置付けされていたのでしょうねっ★
なお、坑道延長は378メートルです。


三戸南洞窟陣地です↓


ここも、なかなかの坑道規模を
もつ洞窟陣地で、259メートルの
坑道延長を計測していますっ♪


続きまして、マリンパークがある
油壺陣地へ移動していきますっ!
ここは突端部に構築されており
横須賀の荒崎方面(北)へ向けて
狙撃口が設けられています。


油壺洞窟陣地です↓


ここは、坑道延長は43メートルと
規模は小さいのですが、狙撃口部分が
コンクリートで頑丈に造られています。
きっと、大きな重火器を据え付けようと
したのでしょうねっ★

ちなみに、この陣地の背面の湾には
第一特攻戦隊第五十六震洋隊の
油壺基地がおかれておりますっ!
実に強力ですねっ♪


続きまして、諸磯へ移動します。

諸磯陣地は、浜諸磯の洞窟砲台の
死角を補う形で構築されており
まるで「堡塁」のような役目を
担っているかのようですっ★


諸磯洞窟陣地です↓


ここは、坑道の半分くらいまで
埋め戻されており、内部は非常に
歩きづらいのですが、なんといっても
銃眼部分の彫り込みが美しいですっ!
ちなみに、内部の総延長は
203.3メートルを計測しています。


次は城ヶ島へと進んでいきますっ↓



城ヶ島陣地は、三崎港周辺への上陸を
阻止するためと、城ヶ島自体へ上陸を
阻止するための2つの性格を持っており
前者は西・東・安房崎の3箇所、
後者は赤羽根の2箇所となっています。
(※呼称はあくまでも仮です)


まずは、城ヶ島西洞窟陣地です↓


城ヶ島の陣地は、坑道の幅が
約80センチと大変狭く、冬場は
ゲジゲジくんと接触事故を起こす
危険が孕んでおりますっ▲

ちなみに、城ヶ島西陣地の
坑道延長は54.8メートルでしたっ。


続いて、城ヶ島東洞窟陣地です↓


こちらも坑道の幅が非常に狭いですっ▲
坑道延長は、66メートルを計っています。


安房崎洞窟陣地です↓


ごめんなさい、こちらは中に入ってません▲
磯のかほりで吐きそうになっちゃって・・・
おまけにフナムシーも大量でして(汗)
おそらくですが、坑道自体は
さほど大きくないものと思ってます。


城ヶ島の南側にまわりこんでいきますっ!
先述の後者である赤羽根海岸に行きますっ♪


赤羽根第一洞窟陣地です↓


ここは、坑道狭い・夏はフナムシー・
冬はゲジゲジーで大変なところです・・・
規模は小さく60メートルほどです。


赤羽根第二洞窟陣地です↓


ここも、第一陣地と同じ危険がありますが
階段を有す階層構造となっています。
坑道規模は第一より確実に大きいですが
途中で埋まっており、全貌は明らかに
出来ておりません・・・


続いて、松輪に移動しますっ!

松輪陣地は、江奈湾への進入を阻止する
目的で構築されているものと思われます。
現在のところ、内部調査が叶った陣地は
1箇所ですが、この他にもあるものと
推測しています・・・


松輪陣地です↓


ここは南西方向に2箇所の狙撃室が
設けられており、135.8メートルの
坑道延長を確認していますっ。


さてさて、長くなってしまいましたが
三浦市最後の案件となる金田陣地へ
移動いたしますっ★

金田陣地は、三浦海岸への上陸と
金田湾周辺への上陸を阻止する目的で
構築されており、高抜・蛭田・金田の
合計3箇所の洞窟陣地を確認しています。


まずは、金田洞窟陣地です↓


この壕は、1本の坑道が山の頂上付近まで
階段を有しながら延びている単独壕ですが
階段の中腹部分に棲息部と思われる
空間があることから、洞窟陣地の一種と
判断させていただきましたっ★
なお、坑道延長は65.2メートルを
計りましたっ。


続いて、蛭田洞窟陣地です↓


こちらの陣地は、県道沿いに狙撃口が
設けられているので、県道から見ることも
可能ですっ。

坑道延長は132.4メートルと小規模ですが
坑道が複雑に入り組んでおり
見ごたえがありますっ★


最後に、高抜洞窟陣地です↓


これは三浦海岸に一番寄っている陣地で
残念ながら入口が民家の敷地内なので
内部調査が出来ておりませんが、
海岸から狙撃口部分を確認することが
出来ますっ★



【収録遺構】
 横須賀海軍鎮守府抵抗拠点陣地
  三浦市
   地下壕 15箇所

【探訪情報】
 2005.11.12  第1回探訪(三戸)
 2005.12.18  第2回探訪(黒崎)
 2006.01.09  第3回探訪(油壺)
 2006.04.01  第4回探訪(城ヶ島)
 2006.04.15  第5回探訪(金田)
 2006.07.29  第6回探訪(三戸・油壺)
 2006.08.06  第7回探訪(諸磯)
 2015.02.21  第8回探訪(松輪)

 歩数(指数) 50,000歩以上(999)


詳細は、後ほどホームページ内で
ご紹介させていただきますねっ★
文中で坑道延長が書かれている
洞窟陣地については内部図も
制作しておりますので、完成を
楽しみにしていてくださいませ m(_ _)m
(ここには掲載しませんっ!
掲載したら、誰もホムペを見てくれなく
なっちゃいそうで・・・)

なお、当方で調査が叶った三浦市内の
洞窟陣地はご紹介した15箇所だけです▲
この他にも絶対あるはずなので
もし、ご存知の方がおられましたら
情報提供をお願いいたします m(_ _)m


それでは、来週も頑張っていきましょう!
←応援してくださいっ♪

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する